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5mメッシュの変換手順

(1)使用する変換ツール

[03_基盤地図情報コンバータ]フォルダの変換ツールを使用します。

(2)設定ファイル(config.cmd)を設定します

[conf]フォルダの中のconfig.cmdが変換ツールの設定ファイルです。

国土地理院50mメッシュ標高データのパスを指定します。

手順

1. [conf]フォルダの中のconfig.cmdを右クリックし、[編集]を選択してファイルを開きます。

2. 以下の項目を設定して保存します。

設定項目 設定値
①gsi50 国土地理院『数値地図50mメッシュ(標高)データ』の[DATA]フォルダのパスを設定します。

(3)変換対象のデータを確認します

フォーマットのバージョンにより変換対象バッチが違いますのでダウンロードしている

ファイル名を確認します。

・[FG-JPS]で始まる場合は、[JPS5]のバッチファイルを使用します。

・[FG-GML]で始まる場合は、[jpgis]のバッチファイルを使用します。

(4)バッチファイルを設定します

[JPS5]又は[jpgis]フォルダの中のsample.cmdがバッチファイルの見本になります。

変換元データのパスや出力先などを設定します。

手順

1. [JPS5]又は[jpgis]フォルダの中にバッチファイルを作成します。

sample.cmdを参照するかコピーして作成してください。

ファイル名は任意です。拡張子は*.cmdのまま変更しないでください。

2. 作成したバッチファイルの以下の項目を設定して保存します。

パス設定時の注意事項
パスの末尾に \ を記述しないでください。
パスの中に & を含む場合には、エスケープ文字 ^ を付与して記述してください。

<[JPS5]のsample.cmdの場合>

設定項目

設定値

src

変換する国土地理院 基盤地図情報数値標高モデル(JPGIS形式)を格納したフォルダのパスを設定します。

※ここで指定するフォルダに、ダウンロードしたzipファイル(ファイル名:FG-JPS-*.zip)を格納します。

 

dst

任意の変換データの出力先フォルダのパスを設定します。

minLevel

データを作成する範囲の最小レベルを指定します。

レベルは10~16の間で指定します。

maxLevel

データを作成する範囲の最大レベルを指定します。

レベルは10~16の間で指定します。

create25

25m標高データを作成する場合は1を設定します。

作成しない場合は空値にします。

create10

10m標高データを作成する場合は1を設定します。

作成しない場合は空値にします。

create5

1を設定します。

<[jpgis]のsample.cmdの場合>

設定項目

設定値

inputDir

変換する国土地理院 基盤地図情報数値標高モデル(JPGIS(GML)形式)を格納したフォルダのパスを設定します。

※ここで指定するフォルダに、ダウンロードしたzipファイル(ファイル名:FG-GML-*.zip)を格納します。

 

outputDir

任意の変換データの出力先フォルダのパスを設定します。

gsi50

国土地理院『数値地図50mメッシュ(標高)データ』の[DATA]フォルダのパスを設定します。

LEVELS

使用するメッシュサイズに応じて作成するレベルを0~4までをスペース区切りで指定します。

0:50m

1:25m

2:10m

3:5m

4:2m

(5)バッチファイルを実行します

各項目を設定したバッチファイルを実行して、変換処理を開始します。

手順

データの出力先に同じ名前のデータがある場合、データが上書きされますので注意してください。

1. (4)バッチファイルを設定しますで設定したバッチファイルをダブルクリックまたは[Enter]キーで実行します。

コマンドプロンプト画面が表示され、変換処理が開始されます。

2. コマンドプロンプト画面が閉じると処理は終了です。

指定した出力先に、変換したデータが作成されます。

作成されるデータを次に示します。

<[JPS5]のsample.cmdの場合>

<[jpgis]のsample.cmdの場合>


最終更新日: 2024-04-08