FAQ/ 浸水深をCSVに出力する際、小数点以下3桁で出力したい¶
シミュレーション結果をMILIT CSV形式でエクスポートすると最小単位がcm単位(小数点以下2桁)となります。これをmm単位(小数点以下3桁)で出力したいです。
なお、浸水想定区域図データ電子化ガイドライン(第3版) においては、浸水深の小数点以下の桁数を2桁で出力するよう求めていますが(例えばp. 50 表9)サンプルデータでは3桁が例示されています(例えばp. 50)。
回答¶
dfsConv64.exe にて csv または max2csv を指定し、オプション -R
を使ってください。このオプションを指定すると、次の変数が小数点以下3桁で出力されます。
- 標高
- 浸水深
- 流速
- 最大浸水深
- 最大流速
- X 方向最大流速
- Y方向最大流速
これらの変数は、浸水想定区域図データ電子化ガイドライン(第3版) にて、小数点以下2桁で出力するよう指定されている変数です。
なお、MLIT CSV形式で出力されたデータをGISに展開した際に、浸水がまばらに飛んだ、飛び地状態となる場合は、このオプション -R
とオプション -z
の両方を同時に指定することを試してください。詳しくは、「FAQ/浸水深をGISに出力すると浸水域が飛び地状に表示されることがある」を参照してください。
なお、この機能はバージョン 3.3.0 から利用可能になりました。
最終更新日:
2022-01-07