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FAQ/ 越流幅の算出方法

河川が越水する場合、越水幅をどのように求めていますか。

回答

当該断面を中心に、隣接する上流側断面間との中点を開始点、隣接する下流側側断面間との中点を終了点とする区間を、越流区間としています。また、越流区間はさらに細かく分割され、堤内地盤高が当該河道断面の水位よりも高い部分は、越流区間から除外されます。この越流区間の長さが、越流幅です。

これは、 浸水想定区域図作成マニュアル(第4版) 平成27年7月 に従った仕様です。

浸水想定区域図作成マニュアル(第4版)平成27年7月 p. 18

(1)溢水幅 ・越水幅
溢水・越水の氾濫想定地点における溢水幅・越水幅は、各河道断面間の距離(測線間の距離)を基本単位として、当該地点の上下流に均等に設定する。隣接断面で同時に溢水・越水する場合は、連続した溢水幅・越水幅とする。ただし、各河道断面間に横断工作物等の断面があったり、山付き等で堤内地盤高が当該河道断面の堤防高よりも高かったりする場合は、溢水幅・越水幅から適切に減算するものとする。
なお、溢水氾濫・越水氾濫においては氾濫部の敷高の変化は生じないもとする。


最終更新日: 2022-01-07