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FAQ/ 横流入が与えられる断面の位置

河川に横流入を与えた場合、その流量はどの断面に加算されますか。DioVISTAは河道モデルにスタッガードグリッドを採用していることから、流量の位置と断面の位置が異なるように思います。

回答

横流入は、指定した流入個所に最も近い断面に与えられます。

たとえば、下流端0 mから200 mおきに河道断面を定義します。横流入する位置を、距離標201 mとします。この場合、最も近い断面は距離標200 mの断面です。この断面に横流入量が追加されます(横流入量は、連続の式の右辺に与えられます。)

また、ご指摘の通り、DioVISTAはスタッガードグリッドを採用しております。このスタッガードグリッドにおいて、水位・水深は断面に存在します。流速・流量は断面と断面の間に存在します。

その結果、横流入の個所に最も近い断面で水位が上昇します。そして、その断面の下流において、流量が増加します。

ただし、DioVISTAの画面表示においては、断面に存在する水位・水深は、その位置に表示します。断面と断面の間に存在する流速・流量も、断面の位置に表示します(セル半分だけ下流側にずらして表示します)。


最終更新日: 2021-11-25