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オンラインオンセミナー (2021年7月開催)

DioVISTA オンラインセミナー2021 ~流域治水への洪水シミュレータの活用~

開催報告

2021年7月にDioVISTA オンラインセミナーを行いました。
前年に引き続き、今回もオンライン形式でのセミナーでしたが、500名近いお客様にご視聴いただきました。

当日の様子

アンケートにおいても、多くのご意見をいただきました。一部を抜粋の上掲載させていただきます。

  • 滋賀県で行われている地先の安全度等のリスク評価手法等について学ぶことができました。 また、そうした流域を一体的に広範囲に渡ってリスク評価する上で、DioVISTAは迅速にモデル構築や解析が行うことができるツールとして有用だと感じました。
  • 流域治水の最新の知見を拝聴し、いかにうまく効果を示し、合意形成を図っていくかが重要であると感じた。DioVISTAについては、操作性に加えて、三次元的にも効果を示せることで、啓発にも活用できるものであると感じた。
  • 製品の詳細が知りたく参加したが、瀧先生の講演、流域治水の説明も非常に勉強になりました。
  • まさに業務として取り組んでいる題材であったので、大変ためになった。
  • セミナーを受講する前は、流域治水は概念が抽象的と感じていましたが、昨日のお話をお聞きして理解が深まりました。例えば、地先のリスクを降雨確率・被害の程度でマトリックス化する、様々な対策を組み合わせて降雨確率で場合分けしリスクを評価するなど、具体的な評価の方法を知ることができ有意義でした。
  • 流域治水を行うには、住民や関係者が納得することが大前提ですが、DioVISTAのような技術が思っていた以上に進んでいて、合意形成に役立つと感じました。
  • 河川管理者はもとより、流域治水に携わる様々な関係者に有効なシステムと感じております。
  • 瀧先生のいうとおり、流域治水の推進には『サイエンスによる関係者の納得感』が非常に大切であり、我々の説明責任の根幹部分であると感じております。DioVISTAは、一般の方にも分かりやすく、納得していただくツールとして高い可能性を感じました。
  • セミナーのデモンストレーションのように簡単に作業ができるのならば、直営でも作業できるのではと感じました。
  • 建設コンサルタントとして、DioVISTAをうまく活用して省力化や時間短縮、事業展開が図れればと考えています。
  • 自社で構築しているプログラムと比較して、インターフェース(特にインプットやアウトプットのGUI)が非常に優れていること、計算が高速であること、は非常に魅力的でした。
  • セミナーは大変刺激を受けるものでした。計算速度、インターフェースの完成度、地方自治体での警戒情報提供のための導入実績など、このレベルまでは、なかなかいかないと思いました。視野が広がったセミナーでした。
  • 高速な演算速度には驚いています。また、無償試用版や短期契約などもあり、利用しやすい体系となっており、ありがたく思います。
  • 特許を取得されているDynamic DDMの観点は非常に素晴らしい。他の分野への応用を期待する。
  • まずはフリー版をダウンロードさせていただき試してみたいと思います。
  • 来年度の予算案に上げることを検討したいと思います。保守費用などの詳細や、操作マニュアルの提供が可能であればお願いしたいです。

お忙しい中ご視聴いただいた皆様へ改めて感謝申し上げます。
今後も皆様にお役立て頂けるセミナーを企画してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。


セミナー案内パンフレット

PDF形式のパンフレットをダウンロードできます。

DioVISTA Flood screenshot
図: 大規模水害のシミュレーション結果(DioVISTA/Floodの動作画面例)

開催場所

オンライン開催

※参加お申し込み後、開催日までに当社から視聴方法をメールにてお伝えします。

参加費

無料 / 事前申し込み制

日程

2021年7月7日(水)

内容

時刻 内容
13:00~13:40 滋賀県立大学 瀧 健太郎 准教授『流域治水*の今後の展望』
滋賀県立大学の瀧准教授による、現在DioVISTA/Floodを用いた研究内容の紹介や流域治水の今後の展望についての講演です。
*流域治水: 氾濫域も含めて一つの流域として捉え、その河川流域全体のあらゆる関係者が協働し、流域全体で水害を軽減させる治水対策
13:40~14:10 DioVISTA/Floodの流域治水への活用
流域治水の時代には、流域内の多様な要素をモデル化し、多数のケースについて降雨流出から氾濫解析まで一体的に解析を行い、関係者にわかりやすく説明するためのソフトウェアが求められます。
これを踏まえ、DioVISTAが今できることと、これからの開発計画をお話しします。
14:10~15:00 河川/氾濫計算のデモンストレーション
実際にDioVISTA/Floodを用いて、河川や条件の設定方法、氾濫シミュレーションについての事例をデモンストレーションします。

お願い

セミナーに先立って、DioVISTA/ Flood フリー版により操作感覚をつかんでいただくと、DioVISTAについての理解が深まります

お申込み方法

7月6日までに、メールまたはお電話にてご連絡ください。

連絡先

Mail: diovista@pis.hitachi.co.jp

Tel: 03-5577-8193 (担当: 村上)

ご連絡内容

  • 参加をご希望される方のお名前
  • 社名・ご所属・役職
  • メールアドレス

※定員に達した場合、お申込みを締め切らせていただきます。
※本参加申込にてご記入いただいた個人情報は、弊社セミナーの運営、管理、資料送付などを目的として収集するものであり、その他の目的に使用したり、第三者に提供・開示いたしません。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響、および感染防止の観点から、やむを得ず中止する場合もございます。ご了承ください。

ごあいさつ

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

当社は来る7月7日に、水害に関わるプロフェッショナルの方々を対象に、オンラインセミナーを開催いたし ます。お気軽にお申込みいただけますと幸いです。

皆さまご承知のように、激甚な水害が毎年のように発生しています。2018年の西日本豪雨、2019年の令和元年東日本台風(台風19号)、2020年の令和2年7月豪雨を受け、水害対策の必要性が全国的に認識されるようになりました。今年4月には、流域治水関連法が成立し、気候変動に対し、流域治水という新しい方針で安心・安全を実現していくことになりました。

当社は、リアルタイム洪水シミュレータDioVISTA/Floodを2006年より販売し、損害保険分野、建設コンサルタント分野を中心に、多くのお客さまにお使いいただいております。また、企業防災分野に向け、シミュレーションに基づく詳細かつ具体的なBCP(Business Continuity Plan)策定支援を実施しており、製造業、食品、放送、社会インフラなどの企業さまからご好評をいただいております。

本セミナーでは、流域治水の第一人者である滋賀県立大学の瀧 健太郎 准教授による講演や、流域治水へのリアルタイム洪水シミュレータDioVISTA/Floodの活用例などをご紹介いたします。多くの皆さまにご参加いただけるよう、オンライン形式のセミナーとしました。

ご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加いただけますことを心よりお待ち申し上げております。

敬具


最終更新日: 2024-04-09