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FAQ/ 氾濫原の水面がなめらかでない

最大浸水深の結果に、一部、水位がなめらかでない箇所があります。

原因を教えてください。

回答

水面がなだらかでない個所において、跳水が発生しているものと考えられます。

お送りいただいたプロジェクトファイルは、次の設定でした。

  • 氾濫モデルのみを使用
  • メッシュサイズは5 m
  • 氾濫原のある箇所にピーク流量 500 m3/s を与える
  • 解析エリアの勾配は1/20程度(かなりの急勾配)
  • 解析エリア内の粗度をn=0.02に設定(氾濫原の粗度にしては低い値)

当方で解析を行ったところ、ピーク流量 500 m3/s の際に、浸水域の幅は50 m程度になりました。したがって、ピークの単位幅流量は10 m2/s 程度とみられます。

この結果をもとに、限界勾配曲線を作成しました(下図)。今回の対象エリアの勾配は1/20程度、つまり0.05ですので、グラフの右端(0.01)よりもずっと右側に相当します。射流が常に発生していておかしくない状態です。

こうしたこともあって、今回の解析では射流が発生しやすくなっています。解析エリア内の勾配のちょっとした緩急によって跳水が発生しているようです。また、水面形状は時間的に安定しています。これは、この水面形状が計算の不安定から生じているわけではないことを示唆していると考えられます。

関連項目


最終更新日: 2021-12-02
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