FAQ/ アメダス観測値を降雨データ時系列として与える¶
時刻1:00から4:00までの3時間、降雨を与えようとしています。
アメダス観測値が下記の場合、降雨量データはどのように入力すればいいでしょうか。
時刻 | 前1時間降水量(mm/h) |
---|---|
1:00 | 10 |
2:00 | 20 |
3:00 | 30 |
4:00 | 40 |
5:00 | 0 |
回答¶
気象庁の降雨量は、「前時間降水量」という考え方で集計されています。
降水量は、いつ降った雨の量ですか?
降水量は、観測時刻までの一定の時間(1時間、10分間など)に降った雨の量を表します。なお、アメダスのページでは前1時間の降水量を示しており、「12時の降水量」として表示されている数値は、11時00分から12時00分までの降水量です。
これをDioVISTAで実現するには、時刻 1:00 に観測された前1時間降水量は、1時台(1:00 ~ 1:59)に降った雨ではなく、0時台(0:00 ~ 0:59)に降った雨として入力してください。
シミュレーション時刻を Ts, 降雨時間を Tr とすると、下記のように降雨量を与えます。
0 \<= Ts \< 3600 のとき Tr = 3600
3600 \<= Ts \< 7200 のとき Tr = 7200
7200 \<= Ts \< 10800 のとき Tr = 10800
下記の降雨設定が、ご提示いただいた例を実現する設定になります。
時間(s) | 降雨量(mm/h) |
---|---|
0 | 10 |
3599 | 10 |
3600 | 20 |
7199 | 20 |
7200 | 30 |
10799 | 30 |
10800 | 40 |
14399 | 40 |
14400 | 0 |
関連項目¶
最終更新日:
2023-03-20